教育実習体験記

大学体験記

スーパーブラック業界と言われる「教員」という仕事を俯瞰的な目線で見るために、3週間の教育実習に行って参りました!!

そこで行われた苦行とはいかに!?

教員を考えている人に向けて

教育実習の全てを告白!!

プレッシャーパラダイス

当たり前ですが、教育実習生は各クラスに1人の配属であり、担当教員も1人です。

つまり、担当教員とクラスの生徒という完成された40人ほどの環境にいきなり3週間突入するわけですから、プレッシャーは免れません。

さらに、教育実習生は基本的に歓迎されることはないと思います!

初めにも申し上げましたが、【ブラック】と教員自身が笑って言うほどブラックであり、毎日忙しいのに、そこに実習生が来るもんですから、大変になりますよね。。。

そんな状況下で、先生と生徒の間で板挟みになる実習生のストレスは計り知れません。

睡眠時間は6時間!!

 

これは余裕でした。

他の記事では「全然寝られない!」「3~4時間!」と書かれている場合が多いです。

ただ、全然寝れなかったという実習生は自身の事務処理能力が欠落しているのではないでしょうか。(アンチウェルカム)

しかし、やることが多いのは確かなので、本気で睡眠時間を確保したいなら、作業効率をあげましょう。

一日の流れ

まず実習生は8時20分までに出勤していれば良いと、しおり的なものには書いてあります。

しかし、結局のところ、学校の控室に着いたら、職員室に挨拶をしなくてはいけません。

ですから、遅いと印象は悪くなるのは必然ですよね??(これがまた他の実習生が早いのに自分だけ遅いのとか、担当の先生よりも遅すぎたりするのは色々やりにくくなります。)

だから、だいたい7時30分には着くように、他の実習生もしていたのでだいたい7時30分に到着するように家を出ていました。

そして、朝のHR・授業・授業見学・部活動見学をして、学校が終わった後に先生と反省をして。。。

これが全て終わるのがだいたい18時頃です。

そこから、教育実習の記録を書いたり授業準備をしたり・・・

僕の学校は21時に閉まるのですが、21時まで基本毎日残っていました。

つまり、朝の7時半~21時までは実習の一貫って感じです。

実習先の学校にもよりますが、だいたいこんな感じです。

(記録や授業準備をおうちでやる実習生もいるはず。)

立ち続ける

これが結構辛い。

授業ももちろん座ることなんて出来ないわけですから当然立ちっぱなしですよね!

初めの1週間は基本的に授業見学になるのですが、全ての授業を立って見ることになります。これが中々辛くて、腰と足の負担が尋常じゃないです。

「座って見ればいいじゃん!?」

と思うかもしれませんが、座ると失礼に当たりますし、実習生は睡眠不足の場合眠くなる可能性が高いため、座ることはないようにしているそうです。

また、授業見学は【スーツ着用】という6月半ばで暑くても着ていなくてはいけないという、昔ながらのマラソン中に水を飲むな的な感は感じましたね。

生徒との関わり方

生徒との関わり方は要注意!

①教師としての立ち振る舞い。

②仲良くなりすぎない。

③〇〇先生と呼ばせる。

④SNSの交換は注意。

などなど、他にもあるとは思いますが大まかにはこんな感じです!!

ただ、自分はどれも守れてはいなかった感じもしますが…笑

ただ怒るときは怒りました!

私自身、学活の担当クラスで授業をしていた際に、担当クラスということもあり騒がしくなった時に

「うるせー!!!!!」

って怒鳴りましたからね。

そういうメリハリは大事かも。。。

最後にまとめ☟

さっきまで【苦行】について話してきましたし、やはり教育実習を通して教師という仕事のブラックさや年功序列感を散々味わいました。

しかし、終わってみれば最高の教育実習でした。

は?言ってることと違くね??

と思う人もいるかもですが

苦行とは言いましたし、確かにそう思うこともありましたが、僕は嫌な事ばかりではありませんでした。

では、私が感じたことを列挙します!!

生徒の笑顔

生徒との信頼関係を築いていくうちに、笑顔を見せてくれたり、自分に心を開いてくれる生徒がいました。

その生徒たちのおかげで、辛い1日も和らぎましたね。特に男子の食事を一緒にとってくれたグループとは、外で遊んだりお笑いをしたりと充実した昼休みにしてくれました。

最終日には担当クラスではない1人の女子生徒が、泣きながら手紙を渡してくれて、いつも笑顔だった子がこんなに気持ちを寄せていてくれたことに感銘を受けました。

サプライズ

これは、もう格別でした。。。

僕も生徒1人1人に手紙を書いてサプライズをし、最後にメッセージを伝えました。

伝え終わり、号令が終わると

「先生!3週間ありがとうございました!」

と、一斉にクラッカーを鳴らしながら伝えてくれました。

そして、色紙とプレゼントをもらい

その時は泣きそうでしたが、気持ちを

こらえました。(さすがに恥ずかしい笑)

先生方の努力

先生という仕事は、誰にでもできるものではありません

私の担当教諭のメッセージで深く考えさせられたものがありました。

授業において、今は意味がなくても将来のマーケティングとか開発の時に使う一瞬の頭のひらめきの為だけに、考え方を教えている。解き方を教えているわけじゃない。

と、数学の先生なのですがおっしゃって頂き、かなり心が震えました。たぶん、僕の中で教師の仕事における授業において、全ての点と点がつながった瞬間でした!!

僕らを育ててくれた先生は未来に対して、つまり子供たちに対して投資をしてくれている。という事実に気づきました。

みんなは、社会人にあたかも当たり前のようになっていますが、ちゃんとその基盤を作って下さった先生方にも感謝をし、その感謝を何らかの形で伝えることに意味がると思います。そのくらいの行動はしましょう。てか、しないなら教師について大人になって「モノ申すなよ!!」って思ったりします。

まぁ自分も教師ってブラック~とか思ってましたが笑

これから教育実習の人へ

大変な2週間ないしは3週間になると思いますが、全力でぶつかればかけがえのない経験になりますし、教師になるという夢の自信にも繋がるはずです!また、民間企業に進むとしても素晴らしい経験になります。充実した教育実習にしてくださいね!

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