金属・鉄鋼・非鉄 年収ランキング
日本国内企業13社比較
順位 | 社名 | 2020年度(四季報より) | ||
平均年収 | 平均年齢 | 採用人数 | ||
1位 | LIXIL | 1100万円 | 45歳 | 193名 |
2位 | 新日鐵住金 | 1020万円 | 38歳 | 277名 |
3位 | 住友金属鉱山 | 968万円 | 41歳 | 36名 |
4位 | JX金属 | 955万円 | 40歳 | 40名 |
5位 | JFEスチール | 933万円 | 41歳 | 206名 |
6位 | 大同特殊鋼 | 866万円 | 39歳 | 57名 |
7位 | 古河電気工業 | 864万円 | 44歳 | 102名 |
8位 | 愛知製鋼 | 812万円 | 39歳 | 29名 |
9位 | YKK AP | 809万円 | 42歳 | 83名 |
10位 | 住友電気工業 | 804万円 | 42歳 | 206名 |
11位 | 神戸製鋼所 | 802万円 | 40歳 | 99名 |
金属・鉄鋼・非鉄の特徴
メリット
・給与と福利厚生は良い業界
年収ランキング上位5社は平均年収もさることながら、更に福利厚生も良いためかなり人気が高い。
・市場成長率が良い
鋼材需要は国内、海外ともに旺盛。業界自体が伸びている。
・半導体&自動車関連好調
非鉄市場は全般上昇してはいるが一服感。各社の業績は市場要因を除けば電子材料、自動車関連は好調。
デメリット
・貿易関連の市場要因
副資材価格高騰と価格転嫁の成否が焦点。また米国発の貿易戦争が懸念材料。
・年功序列&日本気質
官僚的な縦割り社会であり、保守的でトップダウンな企業文化に馴染むことが求められる。
・社風に馴染む必要性
優秀な人材は多いが、考え方が一様であり、考え方が馴染まない社員はと疎まれる。
最後に
鉄鋼・金属業界は市場規模は巨大であり、国内でもかなり規模の大きい業界となっているが、業界規模が巨大なために景気の影響などを受けて大きく拡大縮小を続けてしまいがちな業界でもある。
国内だけではなく、世界の経済の影響も受けやすいので要注意である。
しかし、非鉄業界はずっと成長市場であるため、非鉄は注目できる業界だと言えるだろう。