カード・リース 年収ランキング
日本国内企業11社比較
順位 | 社名 | 2020年度(四季報より) | ||
平均年収 | 平均年齢 | 採用人数 | ||
1位 | オリックス | 1087万円 | 41歳 | 263名 |
2位 | 三井住友カード | 950万円 | 40歳 | 57名 |
3位 | ジェーシービー | 927万円 | 38歳 | 63名 |
4位 | 興銀リース | 892万円 | 42歳 | 19名 |
5位 | JA三井リース | 891万円 | 42歳 | 26名 |
6位 | 住友三井オートサービス | 855万円 | 41歳 | 55名 |
7位 | 芙蓉総合リース | 845万円 | 41歳 | 31名 |
8位 | 三井住友ファイナンス&リース | 836万円 | 41歳 | 82名 |
9位 | リコーリース | 828万円 | 41歳 | 15名 |
10位 | 東京センチュリー | 824万円 | 42歳 | 18名 |
11位 | NTTファイナンス | 822万円 | 42歳 | 56名 |
カード・リースの特徴
メリット
・キャッシュレス化により需要が高まる
キャッシュレス化が浸透し、売り上げが右肩上がり。中国やアメリカなど、海外では大きく普及中。
ちなみに日本のキャッシュレス比率は約20%だが、中国は60%であり、アメリカは45%となっている。
・カーシェアリング需要上昇
最近なんでもシェアする社会に変貌しています。「カーシェアリング」もよく聞く言葉ですよね。最近若者の車離れが叫ばれていますが、車を所有しなくなっただけなのでリースという形で「カーリース」も流行っています。
・職場環境が良い
格差も少ないため基本的に社内の雰囲気は穏やか。
デメリット
・競争が激化している状態
フィンテック企業も含めた競争が激化、システムなどの投資負担も。
・年功序列&トップダウン型
年功序列型の組織で、特に成果を残さなくても給与は上がる。
・リース業界の国内市場は頭打ち
最近では、工場を海外に移す日本企業が増加傾向にあるため今まで取り扱われていたリース商品の需要が減少しています。
・平均年収に惑わされやすい
役員は出向者が多く、それで平均年収は高くなっている会社もある。
・若手の挑戦が好まれない
改革的な取り組みにチャレンジする環境ではない。
最後に
驚くべきことなのですが、スウェーデンの現金使用率は約2%です。つまり、98%がキャッシュレス化の中で生活している状況です。
今後日本では2020年に東京五輪、2025年に大阪・関西万博といった大きなイベントがあります。その際にキャッシュレス化に慣れた外国人に買い物をスムーズにしてもらうためにもキャッシュレス化を促進していく必要があるためカード業界は大きく成長しそうですね。
リース業界は日本だけに留まらず、どうにか海外を視野に入れた新ビジネスを施策していく必要がありそうですね。