電機・事務機器メーカー 年収ランキング

企業分析

電機・事務機器メーカー 年収ランキング

日本国内企業13社比較

順位 社名 2020年度(四季報より)
平均年収 平均年齢 採用人数
1位 キーエンス 2088万円 36歳 240名
2位 東京エレクトロン 1076万円 44歳 236名
3位 ディスコ 1064万円 39歳 103名
4位 ソニー 1013万円 45歳 400名
5位 SCREENホールディングス 956万円 45歳 66名
6位 富士ゼロックス 896万円 46歳 79名
7位 アドバンテスト 892万円 46歳 21名
8位 横河電機 890万円 45歳 52名
9位 日立製作所 872万円 42歳 600名
10位 富士電機 837万円 45歳 195名
10位 京セラ 802万円 42歳 349名
11位 リコー 800万円 44歳 155名
11位 三菱電機 795万円 40歳 920名

電気・事務機器の特徴

メリット

・半導体領域は超好調

通信技術の進化や自動車など電子部品の搭載増・高機能化が進む業界が多い。工場の自動化も促進。

・総合電機→インフラ&IT

  1. ソニー→ゲーム・音楽・金融・スマホが軸
  2. 富士通→企業や官公庁向けITサービス
  3. NEC→政府や企業向けITサービス
  4. 日立→電力・鉄道などのインフラ
  5. 三菱電機→工場のFAや法人向け

というように、”電機屋さん”のイメージはなくなってきている。

意外とこれを知らない人が多い。

つまり、SEといった専門性が身につく職場環境であると言えるだろう。

・天下の株式会社キーエンス

日本企業ではトップの平均年収を誇る唯一のメーカーが存在。総合商社の年収を軽く凌ぐレベル。

デメリット

年功序列気質

スピード出世やインセンティブといったものはほぼ存在しない。最近ではエリート採用(プログラム&デザイン技術保持者)も行ってはいる。

スピード感

企業規模が巨大なため変革が進みにくく、今後も現況が継続することが見込まれる。

・元総合電機の会社の配属リスク

11位の三菱電機の採用人数が920名と記載があるようにかなり大人数を新卒採用するため、配属リスクは伴う。また、内定する人数が多すぎて内定ブルーになる人が多いイメージは払拭できない。

過去の大量リストラ

富士通の過去のリストラを例に出すと、2000年の従業員数18万8053人に対し2017年の従業員数14万365人と約4万人の人員削減が行われてきた。

ただ、血も涙もないようなリストラではなく、早期退職や採用人数を減らしたりもしています。

しかし、それでも多いですよね。

最後に

研究開発職などであなた自身が本当にやりたい領域があるのであれば良いと思うが、「大手だからとりあえず。」はおススメできない。

ただ、親世代(40以上の世代)からの支持は厚いため、かなり内定マウントはとれるリストラも多いのは事実。

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