建設 年収ランキング
日本国内企業11社比較
順位 | 社名 | 2020年度(四季報より) | ||
平均年収 | 平均年齢 | 採用人数 | ||
1位 | 鹿島 | 1102万円 | 44歳 | 247名 |
2位 | 大成建設 | 1086万円 | 43歳 | 256名 |
3位 | 大林組 | 1046万円 | 42歳 | 256名 |
4位 | JFEエンジニアリング | 1030万円 | 44歳 | 78名 |
5位 | 竹中工務店 | 1001万円 | 44歳 | 232名 |
6位 | 奥村組 | 995万円 | 43歳 | 90名 |
7位 | 新日鐵住金エンジニアリング | 985万円 | 43歳 | 39名 |
8位 | 清水建設 | 967万円 | 45歳 | 310名 |
9位 | NIPPO | 951万円 | 45歳 | 49名 |
10位 | 東急建設 | 945万円 | 46歳 | 106名 |
11位 | 前田建設工業 | 943万円 | 44歳 | 145名 |
建設業界の特徴
メリット
・業界の利益が明るい
官民ともに建設需要は依然旺盛、大手の利益水準もバブル期越え。
・海外大型LNGプロジェクト
プラントエンジニアリングとして海外大型LNGプロジェクトが復活の兆しで受注増へ期待が高まる。
LNG(Liquefied Natural Gas)とは天然ガスを約マイナス162℃まで冷却して液体にした液化天然ガスのこと。
このLNGは、火力発電の燃料として、あるいは都市ガスの原料として利用されており、日本企業が初めて主導し進めていた大型LNG開発プロジェクトで、ついにLNGの生産がスタート。10月には出荷も始まった。
・企業規模が成長中
収益体質改善へLNG分野の育成も急ぐ。
・地図に残る仕事
やはり地図に残るような建造物を作るわけだから、仕事はきつくても何か心に残るものは大きい気がする。
デメリット
・地方ゼネコンの業績には陰りも
最近は人口が都市部に流れてきており、地方は過疎化の一方なので地方ゼネコンは厳しい側面がある。
少子高齢化もあり尚更厳しくなることが予想される。
・施工管理はきつい
大手ゼネコン5社は理系職だと意外と入りやすい。四季報でも入社倍率4倍ほどだ。その理由は、施工管理職はかなり厳しいものだからだ。
基本的に土日も年末年始も仕事があることもある。また海外に希望ではなく飛ばされることもある業界なので、就職活動で入社を考えている人は慎重に選ぶべきである。