機械 年収ランキング
日本国内企業11社比較
順位 | 社名 | 2020年度(四季報より) | ||
平均年収 | 平均年齢 | 採用人数 | ||
1位 | ファナック | 1347万円 | 42歳 | 123名 |
2位 | 三井海洋開発 | 964万円 | 39歳 | 6名 |
3位 | 栗田工業 | 947万円 | 41歳 | 39名 |
4位 | 住友重機械工業 | 930万円 | 45歳 | 114名 |
5位 | タクマ | 892万円 | 43歳 | 20名 |
6位 | 川崎重工業 | 853万円 | 40歳 | 約200名 |
7位 | 三菱重工業 | 845万円 | 39歳 | 180名 |
8位 | 荏原製作所 | 833万円 | 44歳 | 82名 |
9位 | 中外炉工業 | 825万円 | 44歳 | 14名 |
10位 | 神鋼環境ソリューション | 821万円 | 44歳 | 12名 |
11位 | マキタ | 814万円 | 41歳 | 111名 |
機械メーカーの特徴
メリット
・給与が安定している
給与・会社の安定性等では良い会社が多い。
・自動車産業と共に成長
日本はトヨタ自動車を筆頭に、自動車業界の成長で多くの業界を巻き込んで成長している。無論、機械業界もこの好影響を享受している。
・幅広い商品を扱う
幅広い分野の製品を持っており、リスク分散がされている会社もある。
・ファナック株式会社
知名度はないが平均年収1300万円越えの大企業。工場自動化設備特化メーカーであり、FA(ファクトリーオートメーション)を強化する会社。
デメリット
・残業ありき
年収は軒並み高めだが、基本給ではなく残業代で稼ぐイメージで、相当に忙しい。
・年功序列が根強い
スピード感がなく、保守的で、縦割りトップダウンが常。
・仕事の幅が狭い
分野に特化している事業部配属になった場合、転職市場では弱い。
最後に
機械メーカーは日本だけでなく、世界的に見て大きく変わろうとしています。中国やインドの海外メーカーがかなり速いスピード感で成長している産業だからです。
精密さや性能の高さに特化している日本の各種機械は、低コストで購入・稼働できる海外メーカーとどう戦うかを考える必要がありそうです。
高性能高コストの日本の機械業界が世界と戦うためには商品に対して他が真似のできない「高付加価値」を加える必要がありそうですね。